田舎から上京して東京の大学に入学しました。昭和40年台前半は賄い付きの下宿も多くありました。典型的な貧乏学生ですので、部屋は3畳、布団、洋服、最低限の食器、本棚と小さな文机くらいしかありません。その後下宿からアパート暮らしに流れが変わり、3畳一間から4畳半、台所付きのアパートに引っ越すことになりました。
引っ越し業者もありましたが費用節約のためにトラックをレンタルで借り友達の助けで引っ越すことも多くありました。最初は車の免許を持っている知人にトラックを借りてもらう予定でしたが、荷物が少ないので2トン車でも大きすぎる状態でした。友達の一人が電車で手分けすれば運べるはずだと言い出しました。予備校時代に一人で引っ越した経験があったそうです。大きな布団を2つに分けてしまえば電車に持ち込めるというのです。相談した結果、4人の仲間で手分けして電車で引っ越すことにしました。机は買い替えることにしていましたので廃棄し布団を2つに分け日用品なども風呂敷などで包んで山手線と現在の走っている都電を乗りついで運びました。今では布団などを電車に持ち込む人はいませんが、当時は不信に思われることもありませんでした。荷物を運んだ後、みんなでとんかつを食べました。引っ越し費用は、電車代ととんかつ代だけで済みました。

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